
ESRIジャパンは、病院・診療所・介護施設などの医療関連データをGIS形式で提供しているデータベース企業です。
このページでは、ESRIジャパンのデータ内容、特徴、活用事例、どんな企業に向いているかを紹介します。
ESRIジャパンはGIS(地理情報システム)関連サービスを手掛ける企業です。多種多様なGISデータを販売している中に医療・介護カテゴリーがあり、全国病院・診療所位置データベースとしてリリースしています。
データ項目は各施設の標準情報と位置情報。データ更新頻度は年1回のペースで、CSV形式のテキストデータとして提供されます。
地理情報システムの専門会社ということもあり、施設の住所だけでなく緯度経度も標準データに含まれるのが注目ポイント。データを活用する場合も、地図上での表示を優先するような用途に向いています。
さまざまなオプションデータにも対応していますが、具体的な項目内容は公式HPに記載がなく、要問い合わせとなっています。
ESRIジャパンのデータサービスの医療・介護カテゴリーには、推計傷病別患者数や推計要介護認定者数、要介護認定者数推計メッシュデータもあります。
それぞれの概要は下記をご覧ください。
データベースは、GIS(地理情報システム)で扱うことを前提に加工・整備されています。通常、地図データや統計データを扱う際には、フォーマット変換・投影座標系の統一・位置情報の補完やクリーニング・属性の統合や名寄せといった下処理が必要ですが、時間も労力もかかる作業です。
ESRIジャパンのデータは、こうした前処理がすでに完了した状態で提供されるため、導入後すぐに地図上での分析や可視化に活用できます。データ構築にかかるコストを削減できる点がメリットです。
GIS(地理情報)データと患者データを組み合わせることで、患者がどの地域から、どの診療科目に来院しているかを地図上で可視化できます。
地域ごとの集患力の差や、時間外・休日における来院傾向の変化など来院動向のデータに基づく分析が可能。特定の疾患において広域から患者を集める「集患力の高い病院」を特定し、重点的に営業担当者のリソースを配分するといった戦略を打ち出せます。
紹介・逆紹介の件数データをGIS上で可視化することで、特定の病院がどの医療機関と密接に連携しているかという地域連携のネットワークを把握可能です。
キーとなる医療機関(紹介元・紹介先)を特定でき、重点的にアプローチすべき病院やエリアを絞り込めます。効果的な営業・流通戦略を立てる上で有効です。
千葉大学の医学部附属病院では、医療政策の資料として「必要病床数の将来予測」に関する研究に取り組んでいます。研究に用いられたのは、ESRIジャパンのGISデータと解析機能(ArcGIS Network Analyst)です。
将来推計人口と道路網データを組み合わせ、医療機関への「アクセス性」と「病床の過不足」をシミュレーション。都市部の病床不足や過疎地での経営リスクを推計した事例です。
ESRIジャパンは、病院・介護施設・薬局などの位置情報と公的統計データを組み合わせて市場を分析したい企業に向いています。
GIS形式で加工済みのデータを提供しているため、自社でデータを整備する作業や外注するコストがかからず、すぐに分析へ活用できる点が強み。エリア別の医療ニーズや需要予測を重視する企業にとって、効率よく市場把握ができるサービスです。
ESRIジャパンが販売するデータは、施設の位置や推計データの分布などを地図上に表示させることで、エリアマーケティングで使うデータをビジュアライズできるのが強み。
商圏単位のマーケティング戦略を検討する場合、データベースの内容をリスト形式で表示するよりも、地図上に可視化された状態を見る方が調査資料として役立つと考えられます。
当メディアではデータ領域別に病院データベースを取り扱っているおすすめの企業を紹介しています。病院データベースの活用を考えている方はぜひ参考にしてください。
| 会社名 | ESRIジャパン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | (本社)東京都千代田区平河町2-7-1 塩崎ビル |
| 電話番号 | 03-3222-3941 |
| URL | https://www.gisdata-store.biz/ |