このページでは、病院データベースに含まれる情報のうち、人間ドック施設データについて紹介します。どのようなデータを利用できるのかや人間ドックの現況を確認できるサイト、注意点などをまとめているので、導入を検討する際の参考にしてください。
人間ドック施設データは、病院データベースに含まれる連携データの1つです。人間ドック施設データのほかには、法人情報連携データや薬局医療機能情報提供制度データ、DPC病院データ、がん拠点病院データなどの情報が含まれます。
人間ドック施設データに含まれる情報は提供している企業によって異なりますが、検査項目や健診(検診)の種類などのデータが利用できます。人間ドックには脳ドックや肺ドック、心臓ドック、レディースドックなど専門的な検査項目を含めたコースもあるほか、オプションの検査項目なども多岐に渡るため、活用したいデータを取り扱っているかどうか確認しましょう。
人間ドックの現況については、公益社団法人 日本人間ドック・予防医療学会(旧:公益社団法人 日本人間ドック学会)のサイトでも公表されています。日本人間ドック・予防医療学会では長年に渡って各施設の独自判断によって提出された数字を集計し、報告書として取りまとめていました。
ただ、その集計方法だと近年の統計リテラシーにそぐわないとのことで、近年の統計リテラシーに応じたデータ整理が完了するまで、人間ドックの現況の公表を控えるとのこと。その代わりとなるデータとして、2017年度からは各施設の健診データをそのまま提出してもらい、同学会の判定区分に従ってデータ整理・掲載を行っています。
※参照元:公益社団法人 日本人間ドック・予防医療学会「人間ドックの現況」について」
※参照元:公益社団法人 日本人間ドック・予防医療学会「プレスリリース」
人間ドック施設データは病院データベースに含まれる連携データの1つで、検査項目や健診の種類などのデータを利用することができます。さまざまな企業が病院データベースを販売していますが、企業によって取り扱っているデータベースの内容が異なるため、目的に合った使い方ができるかどうかを確認したうえで、導入を検討しましょう。
本サイトでは、病院データベースを取り扱っている企業の選び方や病院データベースの基礎知識などもまとめているため、参考にしてください。
▼選定条件▼
「病院データベース」とGoogleで検索し10ページ目までにまでに表示される、病院データベースを独自にカスタマイズして販売している企業を11社調査した中で、病院・診療所・歯科診療所の合計数が最も多い企業として選出(2022年12月14日調査時点)。カスタマイズとはオープン上および独自の方法で病院データを入手し、それを顧客に合わせて編集しているものを指します。
▼選定条件▼
「病院リスト販売会社」とGoogleで検索し5ページ目までに表示される、カスタマイズされていない簡易的な病院データベースを販売している企業を6社調査した中で、全国版のデータが最も安い企業として選出。(2022年12月20日調査時点)
▼選定条件▼
「病院データベース」とGoogleで検索し10ページ目までにまでに表示される、病院データベースを独自にカスタマイズして販売している企業を11社調査した中で、唯一医師データを取り扱っている企業として選出。カスタマイズとはオープン上および独自の方法で病院データを入手し、それを顧客に合わせて編集しているものを指します。