人はもちろん、動物を対象とした動物病院のデータベースもあります。どのようなものなのか、また動物病院の数についてもまとめました。
全国の動物病院の基本情報に座標データを加えたデータベースです。このデータを地理情報と統合することで、地域別の動物医療の違いや需要を分析し、新規動物病院の設立や既存病院のサービス改善に役立てられます。
一部の都道府県だけでなく、全国の病院情報を取得して活用できるのもメリットです。
近年、動物病院の数にどのような変化があるのかについてもこちらで紹介します。
令和6年2月20日に農林水産省サイトで公表された「令和5年飼育動物診療施設の開設届出状況(診療施設数)」によると、動物病院の数は16,825件です。この数値は牛や鶏などを飼育する診療施設も含まれています。ペットの診察を行う「小動物、その他」の病院については12,706件です。
令和4年12月31日時点で農林水産省への届出状況は40,455人でした。全国的な平均年齢は50.1歳です。
次に、獣医の数についてご説明します。獣医師は獣医師法第22条の規定に基づき、「獣医師免許を保有しているすべての者」を対象に2年ごとの書類提出を義務となっています。
書類には氏名や住所以外にも本籍地や獣医師の登録番号、業務の種類・内容、勤務先などを記載する項目があり、提出しなかった場合には免許のはく奪や業務停止を言い渡される可能性があります。
書類は、住所地を管轄する都道府県知事を経由し、農林水産大臣へと提出されますが、この書類の提出が2年ごとであるため、獣医師の数に関しては2年に一度の公表となっています。
数多くいる医師の多くは、「小動物診療分野」で働いています。小動物診療は犬や猫などのペットを対象としており、数は約16,541人です(令和5年12月31日時点の情報)。一方、牛や鶏などを対象に診療する「産業動物診療分野」は約2,089人となっています。
獣医大学卒業後は公務員や民間企業の職員に就く方もおり、獣医師の免許を保有しているのは令和4年12月31日時点だと約40,455人です。